1巻 | 荒木飛呂彦 | 作者コメント |
JOJO第6部の主人公は女性です。 なぜ『女性』なのか?そこの所なのだ問題は。 JOJOの主人公なのだから、顔面にパンチをくらってもヘコたれないタフさが必要だ。 時にはドブの中をはいずり回る可能性もあるし、 大股開きでビルの上から落っこちるかもしれない。 女性にはちょっとキツイ設定だ。 でもそのギャップが逆に考えてみるとおもしろいかもと思った。 しかも聖母マリア様のような大きな人間愛を持つ人。主人公は女性しかないと思った。 |
1巻 13頁 | 徐倫 | |
つまり…だから…その…マ…マで始まる言葉で……マ…マス…… その、つまり、マスタ〜〜…………ベ〜〜〜ション………をよ…… |
1巻 13頁 | エルメェス | |
ちょっ……ちょっと待ってよ………プ、まさか… 今、見られたって言ったの?留置係に、ひとりエッチを? どっ、どっ、どの留置係にィィーーーーっ!?オーマイガッ! |
1巻 59頁 | 徐倫 | |
ロッチュ〜、お腹チュいたニャン! |
1巻 59頁 | 徐倫 | |
全然しらなぁぁ〜い、なによそれェェーーーッ、ヤッダァーーッ、スゴイ変 あたしが盗み?飛んでるうーッ、クールだわあーーッ、キャー♥ プーよね |
1巻 90頁 | 看守長 | |
これからおまえには、おまえのようなゴミを生んだ親からもらった名前の他に 州からありがたい『番号(ナンバー)』が与えられる!! 本刑務所は『警備LEVEL4!最高厳重警備(マキシマムセキュリティ)』 おまえの番号は『FE40536』 この番号を呼ばれたら、クソしてようがメシ食ってようが、それはおまえの事だッ! 脳ミソにたたき込めッ! |
1巻 103頁 | 徐倫 | |
糸の『力』よりも、自然の力の方が効果的ってこと………よ |
1巻 136頁 | グェス | |
よお〜〜〜〜〜〜〜〜し よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし とってもとってもとってもとってもとってもとっても きゃわィィイイねェェェェェェェェェ、ピーちゃん! よく出来たッ! 子供の頃! 金魚とか猫とか飼ったことあるけど、 おまえが一番きゃワイイよッ。 |
1巻 153頁 | グェス | |
ジョリ〜〜〜〜ン、ジョリ〜〜〜〜ン、徐倫! ジョッリィヒヒィィ〜〜〜〜〜ン! |
1巻 163頁 | グェス | |
なぁ〜〜〜〜んちゃってね♥ 冗談よチョロ吉、気に入ったわ♥ その意気よ、その機転グーよ! そーじゃあーなくっては、コントロール室までとても行けない! ベリ、ベリィグーッ。 |
1巻 165頁 | グェス | |
何でも「名前」はある。 聖書にも書いてあるだろ。 ヨハネによる福音書第一章2−3節 『言は初めに神様とともにあり、全てのものはこれによってできた』 |
1巻 170頁 | グェス | |
ヘイヘイヘイ! チュー言葉を使えって言っただろう! 気をつけろ!しゃべるならチュー言葉だ。 これはルールだろ? さっき決めたよな。 チューだよ、チュー。 |
2巻 23頁 | 徐倫 | |
やれやれだわ…グェス。 あんた、何にでも名前はあるって言ったわよね。 あたしも名前を付けるわ。 「ストーン・フリー」 あたしは…この「石の海」から自由になる… 聞こえた? 『ストーン・フリー』よ… これが名前。 |
2巻 83頁 | 承太郎 | |
人の心に何かを伝えるというのは、すばらしい事だ。 だが、時として「カス」が残る。 「恨み」というカスがな… |
2巻 116頁 | ジョンガリ・A | |
「筋肉」は信用できない。 皮膚が「風」にさらされる時、筋肉はストレスを感じ、微妙な伸縮を繰りかえす。 それは肉体ではコントロールできない動きだ。 ライフルは「骨」でささえる。 骨は地面の確かさを感じ、銃は地面と一体化する。 それは信用できる「固定」だ。 風の「動き」は、予測できないと博物学者は言う。 一理ある。 だが、決して読めないわけではない。 この「蝿」は、気まぐれな動きで飛行しているのか? 違う。 ただよう臭いだとか、空気の流れを感じて飛んでいる。 風が「蝿」の動きだ。 |
2巻 137頁 | 承太郎 | |
やれやれだ………へビィすぎるぞ! |
3巻 67頁 | ホワイトスネイク | |
ケネディを暗殺シタ犯人も……コーヤッテ人生ヲ終エタ。 「リー・ハーベイ・オズワルド」ダッケ? タシカ… 死人ニ口ナシ。 ダカラ歴史ハ丸ク治マッタ……。 |
3巻 77頁 | エルメェス | |
えと…………? 記憶は確かだよな? 1492年、新大陸発見、コロンブス。 ミッキーマウスの誕生日は、11月18日! 絶対正しい…… |
3巻 109頁 | ホワイトスネイク | |
マックイイーン。 君こそ、真ノ邪悪ダ。 君には「敵意」がナイ。 「敵意」…… 「敵意」には力が向カッテ来ル…… ヨリ強い力が「敵意」を必ずタタキにヤッテ来ル… 「敵意」はイツカ倒サレル。 実に単純ダ。 ダガ君は違ウ…… 君には敵意もナケレバ、悪気もナイシ、 誰にも迷惑ナンカかけてナイと思っテイル。 自分を被害者ダト思っているし、他人に無関心のクセに、 誰カガイツカ自分を助けてクレルト望ンデイル。 だが、ソレコソ悪より悪い「最悪」と呼バレルものダ。 他人を不幸に巻き込んで、道づれにスル「真の邪悪」だ。 |
3巻 156頁 | エルメェス | |
そうだ、パンティーッ!! パンティーだよ! おまえパンティーもらった事あるッ? 女の子からパンティーもらった。 それはラッキー♥って思わない!? あんたは今、最悪の時だ……でも…… もし今、ホカホカのパンティーもらえたら、 最悪な時にもラッキーな事は起こるって事だよなあ〜〜っ。 |
3巻 157頁 | エルメェス | |
きゃーー♥はずかしィィ〜〜〜 もうあげちゃうわッ…あたしのパンティー! 今、ここで直にぬいぢゃうヤツぅッ! |
3巻 157頁 | エルメェス&マックイイーン | |
「人はみんな『あしたは月曜日』ってのは、嫌なものなんだ。 でも、必ず『楽しい土曜日がやってくる』って思って生きている。 いつも月曜ってわけじゃあないのよ!」 「オレが逮捕されたのは、土曜日だった。」 |
4巻 64頁 | F・F | |
『フー・ファイターズ』!! わたしの事を呼ぶなら、そう呼べ! |
4巻 65頁 | F・F | |
フレッド・ホイルという天文学者は言った。 『この自然界で、確率的にも、生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている… この宇宙には、知性という力がすでに存在していて、生命のもとを形づくった…』 ……と。 つまり、「知性」という力は、ビッグバンより先に存在していて、 全ての物質や生物は「知性」に導かれ、その「知性」をすでに保有しているのだ。 |
4巻 66頁 | F・F | |
『フー・ファイターズ』と呼べと言ったはずだッ! 知性なら、おまえたちより上だッ! |
4巻 130頁 | F・F&徐倫 | |
「あたし詳しいんだぜ。たしか名前はキャッチボールだ。 ねえ、ひとつ質問していい? ちょっとした質問。 でも、それって、いったい何が楽しいの? ボールをただ行ったり来たりさせてるだけでさぁー。」 「ボールが行ったっきり、帰って来なかったら、 さらにもっとツマんないじゃん。」 「なるほどーー、スゲーわかりやすい!」 |
4巻 137頁 | 徐倫 | |
あ! オカマっぽい! あんたさー、ボール投げた事ないでしょ!? |
4巻 139頁 | プッチ神父 | |
「人」と「動物」の違いとは、何か……? わかりますか? それは『天国へ行きたい』と願う事だよ。 人はそう思う……犬やオームにその概念はない。 「天国」だよ、人は「天国」に行くために、その人生を過ごすべきなのだ。 それが人間のスバらしさなんだ。 |
5巻 48頁 | 徐倫 | |
野球の試合で、バットで打たれた硬球がだ…… もし、空中でバラバラになっても… きっちり守備のプレーヤーがキャッチできれば…… 野球のルール上では、アウトになるんだよ…… |
5巻 81頁 | エンポリオ | |
『ウェザー・リポート』が彼の名前だ。 あまりしゃべらないのは、彼は「記憶」がないからだ。 子供の頃の記憶や、この刑務所に来た記憶もほとんどない。 刑期6年の服役囚。 背のびして、つま先で歩くのが彼のくせで、 TVガイドマニアだけど、TVはみない 話をする時は、口を開かないで、顔を近づけてどアップでしゃべるから、 ちょっと鼻息がなまあたたかい。 |
5巻 142頁 | ウェザー・リポート | |
「無重力」になると、体内の血液は、急に頭部にたくさん集まってくる。 普段は「重力」があるから、体の下の方にある血液がな。 額の皮膚と骨の間が、血液でブヨブヨに膨れている…… 「ムーン・フェイス」ってやつだ。 だが、頭部に血液が行きすぎると危険だというので、 体内の腎臓は、自動的に血の量を減らそうと、活発に働き始める。 それで利尿作用が激しく起こっているんだ。 小便で塩分を出して、血を薄くさせようとな…… |
5巻 157頁 | ウェザーリポート | |
気圧がどんどん低くなると、室温なのに血液は熱湯のように沸騰する。 無重力で真空なら、人間の体は窒息より前に、 20秒で血液はカラカラにひからびてしまうらしい。 |
6巻 17頁 | ラング・ラングラー | |
この刑務所に入れられた…あのオレの罪。 オレは…何回刺したっけ……? 通った大学の女教授を殺した時…… 検事は、オレが69回ナイフで刺したといっていた…… あの時の気持ちだ…久々に沸いて来た…今と同じ気持ちだ… オレにナメたマネをすることは、許さねえ……あの女。 このビンの中の『酸素』みてーに、どんどん沸いてくるぜッ! 久々に人をブッ殺してぇという、あの時の気持ちがよオオオオオオーーーーッ。 てめーの白い皮膚に、ガラスで墓碑銘を刻み込んでやるッ! |
6巻 40頁 | プッチ神父 | |
人に対して何かをしてあげるという事は…… 全て「見返り」を期待しての行為だ。 人に親切にするのは、自分も親切にしてもらうためであり、 無償の愛というものはない。 無償の愛とは…… 天国へ行くための「見返り」だからだ。 |
6巻 49頁 | プッチ神父 | |
人はその生涯で何人の人に出会うのだろう……? その生き方に影響を与える人というのであるなら、 その数は少ないに違いない。 |
6巻 50頁 | DIO | |
『天国へ行く方法』があるかもしれない。 おい、妙な顔をするな。 わたしの言ってる「天国」とは「精神」に関する事だよ。 精神の向かう所…… 死ねって事じゃあない。 精神の「力」も進化するはずだ。 そしてそれの行きつく所って意味さ。 本当の幸福がそこにはある……「天国」へ行く事ができればな。 幸福とは、無敵の肉体や、大金を持つ事や、 人の頂点に立つ事では得られないというのはわかっている。 真の勝利者とは、「天国」を見た者の事だ…………。 どんな犠牲を払っても、わたしはそこへ行く。 |
6巻 69頁 | プッチ神父 | |
こ……この蛙の色は…………『ヤドクカエル』じゃあないのか… たしか、フキ矢に使われ、ひとかすりしただけで 致命傷になるその猛毒は、皮膚のすぐ下にある…… 体内に入ったら……何秒もかからず 心臓や呼吸系の神経組織を破壊し、停止させる…… |
6巻 75頁 | プッチ神父 | |
落ちつけ…………心を平静にして考えるんだ…こんな時どうするか…… 2…3、5…7…11…13…17……19。 落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ… 『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…… わたしに勇気を与えてくれる。 |
6巻 92頁 | プッチ神父 | |
蛙に蛇(スネイク)が敗北するわけがない。 |
6巻 94頁 | プッチ神父 | |
『死んだ犯罪者の霊魂が、あの世への道づれが欲しくて、 カエルの姿となって戻ってくる』 そんな昔の伝承が東洋にあると聞いたが。 まさにそれだな…このオゾましさは… |
6巻 112頁 | F・F | |
無理矢理はいい事がない。 自分からさー、変わらなきゃ……そー思うわけ。 他人から認められたいなら、自分を変える。 だろ? |
6巻 113頁 | 徐倫&F・F&食堂の職員 | |
「徐倫…ブタの逆は何?ポークの逆。」 「ブタの逆?ブタの逆は…チキンとか、ビーフとか?」 「ブタの反対はシャケだぜ。 ブタはゴロゴロした生活だが、シャケは流れに逆らって川をのぼるッ!」 「気に入ったーーーーーッ!!」 |
7巻 42頁 | エルメェス | |
「復讐」なんかをして、失った姉が戻るわけではないと 知ったフウな事を言う者もいるだろう。 許すことが大切なんだという者もいる。 だが、 自分の肉親をドブに捨てられて、その事を無理矢理忘れて 生活するなんて人生は、あたしはまっぴらごめんだし… あたしはその覚悟をして来た!! 「復讐」とは、自分の運命への決着をつけるためにあるッ! |
7巻 59頁 | エルメェス | |
いいか…この蹴りはグロリアのぶんだ… 顔面のどこかの骨がへし折れたようだが、 それはグロリアがおまえの顔をへし折ったと思え…… そしてこれもグロリアのぶんだッ! そして次のもグロリアのぶんだ。 その次の次も。その次の次も次も。その次の次の次の次の… 次の!次も! グロリアのぶんだあああーーーーーーーーーッ これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも! |
7巻 65頁 | エルメェス | |
なんか……急に涙が出て来て…… おもいっきりさ――あんたのとこで、泣きたいんだけれど…… そんな時間…泣いてる余裕なんてないかもしれない。 |
7巻 76頁 | ホワイトスネイク | |
この地球上ではだ…………この地球では… 『海と陸地』の割合が7対3で決まっているように… 生物の魂の数もきちっと決まっているそうだ。 つまり、この地球で人間の人口が増えれば増えるほど、 その分だけ他の生物が絶滅していると考えてさしつかえなく…… 魂全体の数は影響なく、一定ということらしい…… だがその『魂』を、たったひとりの人間が「何個」も「何万個」も 『所有できる方法』があるとしたなら…… その人間は何を見ると思う? その人間の先にはどんな事が起こる? |
7巻 101頁 | アナスイ | |
祝福しろ。 結婚にはそれが必要だ。 |
7巻 127頁 | プッチ神父 | |
『聖なるものを犬にやるな。 彼らはそれを足で踏みつけ、向きなおって、 あなたがたにかみついてくるであろう。』 マタイ伝7章6節 |
7巻 129頁 | プッチ神父&DIO | |
「なあ好奇心で聞くんだが……DIO。 君が出会ったスタンド能力の中で…一番弱い能力って…どんなヤツだい? 君が今まで世界中から探し求めたヤツでもいいし… 新しく発言させたスタンドでもいい…」 「どんな者だろうと、人にはそれぞれ、その個性にあった適材適所がある。 王には王の……料理人には、料理人の……それが生きるという事だ。 スタンドも同様、強い弱いの概念はない。」 「質問が悪かった……子供が遊びで話す 『スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?』 そのレベルでいいよ。」 「サバイバーと名付けたスタンドが最も『弱い』。 だが、手にあまる。」 「サバイバー……名前は強そうだな。」 |
7巻 188頁 | ヴィヴィアーノ・ウエストウッド | |
囚人は社会のカスだ… そんなてめーに楯突かれるほど頭に来る事はねぇええええええ。 いつもオレはそう思って働いてたんだ。ええ!ナメやがって、てめえ。 今その思いをはらしてやる。はらしてやる。 キレまくってはらしてやる。スカッとキレまくってはらしてやる! はらしてやる、はらしてやる、スカッと、スカッとはらしてやる。 オレは最強だ!はらしてやる! |
8巻 47頁 | 徐倫 | |
『ひとりの囚人は壁を見ていた』 『もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた』 あたしはどっちだ? もちろんあたしは星を見るわ…父に会うまで…… 星の光をみていたい。 |
8巻 62頁 | 除倫 | |
決着ゥゥーーーーーーーッ!! |
8巻 135頁 | ドラゴンズ・ドリーム | |
F・F、次はココが『大凶』ダ。アンタの『左耳の上』 現在この方角は最重要緊急警報ダゼ…… ラッキーカラーはイエローで金魚の絵は吉だ…あればだけど… |
9巻 124頁 | DアンG | |
痛でええよォオオオオ。うあああああ。マ…ママぁぁああ。 こんな左腕なんかもういらねぇえええ。 |
9巻 139頁 | ヨーヨーマッ | |
マッチ棒パズルやります? 一本だけ加えて2より小さい数にできます? マイナスはなしよ。 |
9巻 183頁 | アナスイ | |
どっちなんだよ? したいの? したくないのか? それともなんか…君独特の趣味とかあるわけ? キスする顔の角度とかに好みとか。 |
10巻 25頁 | アナスイ | |
用意をするんだ。 てめーがこの世に生まれて来たことを後悔する用意をだ! |
10巻 43頁 | アナスイ | |
カエルの気持ちになって、一生追跡して来きな……!! |
10巻 70頁 | F・F | |
空条徐倫と農場で出会ってからは… その後の事はなんでも全て覚えている… 刑務所の公衆電話の変なラクガキだとか、 ベッドの毛布やゴミのにおい。 扉の開閉の音や、トイレの音… 徐倫たちと世間話をし…足の指の形が変だといって、 笑った事…全て覚えている… |
10巻 183頁 | ホワイトスネイク | |
プランクトンごときがわたしに向かって、 得意顔に解説を入れるんじゃあないッ |
11巻 25頁 | プッチ神父 | |
人が敗北する原因は…「恥」のためだ。 人は「恥」のために死ぬ。 |
11巻 64頁 | 徐倫 | |
手錠はなんのためにある? 逃がさないためにあるんじゃあない! 屈服させるためにあるッ! |
11巻 69頁 | DIO | |
なぁ…知ってたか?プッチ。 パリのルーブル美術館の平均入場者数は、一日で4万人だそうだ。 この間、マイケル・ジャクソンのライブをTVで観たが、あれは毎日じゃあない。 ルーブルは何十年にもわたって毎日だ……。 |
11巻 75頁 | プッチ神父 | |
崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ…… そのツバメは得てして他のツバメよりも とても上手にエサを捕獲したりするのだが… 宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないため、 つい、無謀な角度で飛行してしまう。 だが、その親は教えてないのではなく、 そのまた親から教わっていないので教えられないのだ。 彼ら一族は短命は事が多く、なぜ事故にあいやすいのか気づいてさえもいない。 承太郎は短命だったな。 |
11巻 93頁 | プッチ神父 | |
「らせん階段」……! 「カブト虫」! 「廃墟の街」! 「イチジクのタルト」! 「カブト虫」! 「ドロローサへの道」! 「カブト虫」! 「特異点」! 「ジョット」! 「天使」! 「紫陽花」! 「カブト虫」! 「特異点」!「秘密の皇帝」! |
11巻 104頁 | F・F | |
あたしの一番怖い事は…… 友達に「さよなら」を言う事すら考えられなくなる事だった。 でも……最後の最後に……それを考える事ができた。 |
11巻 115頁 | DIO | |
必要なものは『わたしのスタンド』である。 『ザ・ワールド』 我がスタンドの先にあるものこそが、人間がさらに先に進むべき道なのである。 必要なものは信頼できる友である。 彼は欲望をコントロールできる人間でなくてはならない。 権力欲や名誉欲、禁欲・色欲のない人間で、 彼は人の法よりも、神の法を尊ぶ人間でなくてはならない。 いつか、そのような者にこのDIOが出会えるだろうか? 必要なものは『極罪を犯した36名以上の魂』である。 罪人の魂には、強い力があるからである。 必要なものは『14の言葉』である。 わたし自身を忘れないように、この言葉を わたしのスタンドそのものに傷として刻みつけておこう。 必要なものは『勇気』である。 わたしはスタンドを一度捨て去る『勇気』を持たなければならない。 朽ちていくわたしのスタンドは、36の罪人の魂を集めて吸収。 そのから『新しいもの』を生み出すであろう。 『生まれたもの』は目醒める。信頼できる友が発する14の言葉に知性を示して… 『友』はわたしを信頼し、わたしは『友』になる。 最後に必要なものは場所である。 北緯28度24分西経80度36分へ行き…… 次の「新月」の時を待て… それが『天国の時』であろう… |
11巻 121頁 | エンポリオ | |
―(アナスイもいるけど)― |
11巻 170頁 | 4コマ | |
「新入り!あれがこの房に住むクモのボスだ。」 『あ、ヘイ! ひとつ、よ…よろしくお世話んなりヤス。』 『マムシのロンと申しヤス…ヘイ。 あ…そんなドモドモ。』 「それと、こっちのは死にそうなクモだ。」 『ちィえ〜ス、ホイッス!』 |
12巻 81頁 | プッチ神父 | |
この夜空にさっき流れ星を見た……「3つ」だった。 3つ、確かに3つ流れたんだ。 |
12巻 104頁 | アナスイ | |
おい、ウェザー。このテーマ・パーク紹介雑誌なめてるぜ。 キャラクターがどこにも全然載っていねぇッ! オレはディスニー・キャラが見てえのによォ〜。ミッキーどこだ? ミッキーを載っけねえで、テーマ・パークガイドかあ? それともマヌケがキャラ掲載の許可がとれねーで雑誌作ったのか? |
12巻 105頁 | アナスイ | |
おい!見たか!今の看板ッ! ミッキーがいなきゃあ、ディズニーじゃあねえッ! |
12巻 120頁 | 7人の小人 | |
でも、なんつってもやっぱりオレは白雪姫がサイコーだぁああーーっ 世間のヤツらはよォー、オレたちのこと、 眠ってる女の子のパンツの中に入ったりして遊んでるなんてよォー、 いろいろ黒い噂立ててるが、チクショウ!事実無根ッ! プラトニックな関係だよなぁー、オー。 |
12巻 123頁 | ウェザー | |
悪いがオレは君たちを知らない… 向こうへ行け…蹴り殺すぞ。 |
13巻 9頁 | ゴッホ | |
ゴッホは、まったく絵が売れませんでしたが、 その生涯で何枚の自画像を描いたかご存知ですか? A・0〜5枚 B・40〜45枚 AかBかどっち? ねぇ、自画像は何枚ある? AかBかどっち? ファイナルアンサー。 答えはB 40〜45枚です。 ゴッホは、おのれの、その存在を自分の魂をみつめるために、 その枚数自画像を残しました。 耳を切り落とし……そして37歳の生涯を… ピストル自殺で閉じるまでの人生でね。 |
13巻 67頁 | リキエル | |
診断では、肉体のどこにも異常はないとよォー、いつもいわれる。 最初は16の頃からだ…学年末の試験の会場だったよ。 両方のよォー、まぶたがストーンと 急にオレの意志に関係なく落ちて来ちまってよォー、 くそっ、息苦しくなって…周囲の人間のよォ〜、 『カワイソー』とか、『知らんぷりして近づかないでおこう』って態度が… ますますオレを汗だくにするッ!それ以来学校に行かなくなった。 やべえぜッ! 手の汗をふかなきゃ、汗をふきたい! ビショビショだ。 車に乗りゃあ事故るしよ〜、ストレスが重なるといつも、こうなるんだ。 こんなオレに何が出来るっていうんだ!? い…息苦しいッ! 汗をふきたいッ! タオルはどこだッ!? 見えないッ! ちくしょおお! この病院にタオルはねーのかッ! 死ぬかもしれないッ! まぶたがッ! どんどんおりてくるんだぜッ! 見えねえッ! |
13巻 72頁 | プッチ神父 | |
今から11年前、2000年の春の出来事だ…… メキシコのゴロンド・リナスという砂漠の村に地下水脈が陥没して出来た 巨大なたて穴の洞窟がある。その深さは400m。 そこでスカイダイビングをしている若者たちが撮影したビデオカメラに 偶然「ある物体」が一瞬だけ録画されていた…… 断っておくが、わたしは事実だけを話している。 撮影のときは気づかなかったものだが、何十という「白い物体」が…… その洞窟を飛びおりる若者の周囲を飛行しているのが映っていたのだ。 ビデオカメラで計算すると、ほんの100分の数秒の間だけ映っており、 速すぎる動きゆえに、ダイバーたちの肉眼では認識できなかったのだ。 それが「ロッズ」だ…… 後に日本のTV局撮影隊がこのロッズを捕獲しようとしたが失敗。 生物らしいという事だけが撮影できた。 謎の生物の噂は、メキシコブロンド・リナスの村では昔からあり… ただ見えない飛行のせいで、今まで発見されなかったのだ。 何ものにも激突せず、崖から崖へ気づかれず移動する…… 何を食べ…? どうやって生まれ? 虫なのか? ハ虫類なのか? 魚なのか? その生態や、死体の残骸など全て未確認。 |
13巻 80頁 | エンポリオ&エルメェス | |
「ぼく思うんだけどさ、甘やかされるってあるじゃん。 これコンピュータだからメチャ操縦が簡単なわけよ。 でも、こればっかやってるパイロットって、 実際、生の操縦ヤバイ腕になってると思うのよね。」 『あたしは初めてシャバに出て、操縦したヤツが 偉そーにして落ちなきゃそれでいい』 |
13巻 122頁 | リキエル | |
1969年7月、アポロ11号のアームストロングが 人類初めて立った歴史的事件… オレは今まで、それのどこが偉いのかさっぱりわからなかった。 なぜならロケットってのは、科学者と技術者が飛ばすものだろう? サルだって行けるわけだからな。 だがオレは、あそこにいる「ロッズ」たちを初めて見れたとき… その意味がわかったんだ… 月面に立ったのは、人間の「精神」なんだってなッ! 人間は、あの時、地球を越えて成長したんだッ! 価値のあるものは「精神の成長」なんだッ! |
13巻 162頁 | リキエル | |
『勝利者』はオレだッ!おまえらになんかじゃあないッ。 オレは自分の心に勝ったんだ! もうパニック症状が出たりはしない…オレは今までの人生を取り戻すッ。 オレは「アポロ11号」なんだァーーッ。 |
13巻 171頁 | リキエル | |
人が「倒れる」のは……防御のためだ…… とてつもなく苦痛と衝撃から生存するために 本能的に肉体と心を切り離し気絶し身を守るのだ。 |
13巻 186頁 | ナレーション | |
フロリダ州の交通法規には、自動二輪を運転する者および助手席に乗る者は、 「ヘルメットを着用しなくても罰せられることはない」という法律がわざわざある。 つまり…ヘルメットをかぶらないで事故って死のうが生きようが、 別に社会や他人に迷惑をかけるわけではないし、 個人の自由は尊重されるべきだという解釈なのである。 |
14巻 90頁 | 検事 | |
恥を知りなさいッ! 障害者から盗むなどとはッ!! 少年更正施設で心をまっすぐにして来るのですねッ! |
14巻 143頁 | プッチ神父 | |
ヴェルサスッ! おまえごときうすっぺらな藁の家が、 深遠なる目的のわたしとDIOの砦に踏み込んで来るんじゃあないッ! |
14巻 184頁 | ウェザー | |
付いてくる女の子と、付いてこない女の子を見分ける方法を知ってるか? そこの「木」と比べて、頭悪そうと思ったら、声かけろだ。 |
14巻 185頁 | ウェザー | |
ガハハッ、いいマッサージだ!! |
15巻 14頁 | DIO | |
君は「引力」を信じるか? わたしに躓いて転んだ事に意味がある事を!? 出会いというものは、「引力」ではないのか? |
15巻 36頁 | プッチ神父 | |
妹を傷つける事だけは、絶対に避けなくてはならないッ! |
15巻 161頁 | プッチ神父 | |
1930年代の事だ…ある政治家の選挙キャンペーンの印刷物の写真ネガに… SEXという文字が数ヶ所エアーブラシで描き込まれた。 それは顔のシワや衣類に出来る影と同化するように描き込まれており、 一見しただけでは、そのスキャンダラスな言葉は誰も気づかない。 しかし、多くの人は、そのどうという事のない選挙ポスターを 37年間強い記憶として忘れずに覚えていた。 また1957年に公開された「ピクニック」という映画の中で、 知覚できないほどの1/24秒という短いショットで、 フィルムのコマとコマの間にポップコーンと清涼飲料水の写真を 繰り返し挿入すると、観客はのどの渇きを訴え、 映画館の売店でのポップコーンと飲み物の売り上げが58%上昇した。 そのCMのやり方は連邦通信委員会で禁止されるまで続いた。 これを心理学でサブリミナル(潜在意識)効果という。 本能レベルの物事は、直接目撃させられるよりも、 巨大な効果となって人間の行動を支配する。 |
15巻 172頁 | プッチ神父 | |
安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ! |
15巻 174頁 | プッチ神父 | |
ドミネ・クオ・ヴァティス 『どこへ行かれるのですか?』 おまえは『磔刑』だーーーーッ!! |
16巻 17頁 | ウェザー | |
おまえは……自分が『悪』だと気づいていない… もっともドス黒い『悪』だ… |
16巻 42頁 | アナスイ | |
オレは「殺人鬼」と呼ばれている。 少なくとも新聞はそういっていたし、オレ自身もかなりそう思う。 両親が困った時、命を懸けれるか? と聞かれた時、「いいや」と答えた。 今でもそう答えるかもしれない。 彼らのためにはオレの心は動かなかった。 だが、死んでいたオレを生き返らせてくれたもののためには、命を懸けれる。 ウェザーもそうだったんだ。 ウェザーは刑務所を脱獄して生き返ったんだ。オレにはわかる。 だから、彼に対してあれこれ考えるな。彼はこの数日幸福だった。 ウェザーはすでに救われていたんだ。 |
16巻 45頁 | 徐倫 | |
ウェザー、もう一度…… もう一度話しがした。あなたと。 そよ風の中で話しがしたい。 |
16巻 58頁 | テレビ | |
ロケットを地球の外に飛ばすために最もやっかいな事は「引力」です。 ロケットにとって「引力」の抵抗はほんの少しでも弱いほど「有利」です。 そのためロケットの打ち上げ開設の場所としては、 赤道地方に近い方が良いとされています。 地球の自転の遠心力があるため、 北極地方よりは、「引力」が弱くなっているためです。 しかも、ここケープ・カナベラルは沖の海面に特徴があります。 海面はふつう、海ばつ0mと表記されますが、 実は場所によって、そうでない海面がある事が近年わかってきました。 例えばインド洋モルジブ諸島の沖では、 100m近くも海面が低く、歪んでいるのが調査されています。 逆に日本の日本海は、30mほど盛り上がって高く、 ここケープ・カナベラル沖は50mも高いのです。 つあmり地球の引力は、一定ではなく、 ケープ・カナベラルは「引力」が弱い場所であるといえるのです。 そして月の満ち欠けが関係すると更に、 海面は100mまでも上昇するといわれています。 ケープ・カナベラルは、地球上で最もロケット発射に『適した』場所なのです。 |
16巻 145頁 | プッチ神父 | |
イエス様は十字架にかかる運命を背負っていた。 聖母マリア様も、息子を失う運命にあった。 人間の幸福において『克服』しなければならないのは『運命』だ… わたしとDIOにとっての、それは『ジョースターの血統』だった! |
16巻 162頁 | プッチ神父 | |
この能力……「C−MOON」と名付けよう。 「無敵さ」……わたしが新月を前に得たものは「無敵さ」なのか? だが、あくまでわたしの求めるものは、「強さ」ではなく、 全ての人間が到達すべき「幸福」だという事を心に戒めておこう。 |
16巻 203頁 | プッチ神父 | |
おまえは、わたしにとって、 釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない。 |
17巻 7頁 | ナレーション | |
表面を指でたどっていく…… さらにズズっと…一度も指を離さず、表面をたどっていくと、 いつの間にか裏面に入り、一周してスタートした地点に戻る。 これが19世紀にドイツの数学者が発見した「裏表」のない形! 彼の名を冠して「メビウスの輪(帯)」と呼ぶ! |
17巻 9頁 | プッチ神父 | |
最初にキノコを食べた者を尊敬する……毒かもしれないのにな… ただの幸運なバカがたまたま食べたら、大丈夫だったのか……? それとも…… 飢えで追いつめられた必死さが切り開いた発見なのか? |
17巻 87頁 | アナスイ&承太郎 | |
ところで…おれは全力であなたのお嬢さんを守ります。 すでに、のっぴきならない事態に陥ったようだが、この闘いは生き抜く… だからお嬢さんとの結婚をお許しください。 「……言ってる事がわからない……イカれてるのか?……この状況で。」 |
17巻 138頁 | アナスイ | |
脱獄してからオレは命だけはツイてる…… この勢いで生き残ったら…その時は… 徐倫に結婚でも申し込むとするかなああ。 ククク……ハハ。 …とか、言ったりして…ハハ。 |
17巻 219頁 | プッチ神父 | |
未来を一巡して『新しい宇宙』が始まったッ! 運命も同じように繰り返されるッ! 人の出会いとは「重力」であり、出会うべくして出会うものだからだッ! そして人類は、未来の全ての体験してこの世界に到達した! たとえば5年後の未来、何が起こるか? 人類全員がそれを知っている。 『加速した時』の旅で、自分がいつ事故にあい、いつ病気になり、 いつ寿命が尽きるのか?すでに体験してここに来た。 人といつ出会い…そして別れるか? 戦争がいつ起こり、時代がいつ変わるのか? 自分が誰を恋し、誰を憎むのか? 自分はいつ子供を産み、子はどんな成長をするのか? 誰が犯罪を犯し、誰が発明や芸術を生むのか? 頭脳や肉体ではなく、精神がそれを体験して覚えて知っているのだ! そしてそれこそ『幸福』であるッ! 独りではなく、全員が未来を「覚悟」できるからだッ! 「覚悟した者」は「幸福」であるッ! 悪い出来事の未来も知る事は「絶望」と思うだろうが、逆だッ! 明日「死ぬ」とわかっていても、「覚悟」があるから幸福なんだ! 「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ! |
17巻 236頁 | プッチ神父 | |
神の御命においてしりぞけるッ! おまえの行動は、エンポリオ… 自分の悲鳴をさらに、地獄のラッパにするだけの事だった!! |
17巻 237頁 | プッチ神父 | |
再び『時を加速』させたーーーーッ!! 我が大いなる目的の前でエンポリオ! 崩れ落ちる自分の貧弱さを思い知れェエーーーッ |
17巻 243頁 | エンポリオ | |
生物にとって最も身近にある「猛毒」は……『空気である!』……と。 生き物にとって、生きるためには「酸素」が必要だ…。 だがその濃度は、空気中では40%以下でなくてはならない。 100%純粋な「酸素」は「猛毒」で生物を死に至らしめる!! 高濃度の酸素は、「鉄」ならあっという間にサビて腐食させ、炎なら爆発し! 人体の細胞分子なら、電子を奪って次々と組織を破壊していく! 大量に吸うと、まず手足の先から麻痺し、立つことが出来なくなる! 眼球の毛細血管が切れ、失明する! そして意識を失っていく…… 100%の酸素は……組織の「内部」へ…「内部」へ… |
17巻 247頁 | エンポリオ | |
わからないのか? おまえは「運命」に負けたんだ! 「正義の道」を歩む事こそ「運命」なんだ!! |
17巻 247頁 | プッチ神父 | |
やめろォオオオオ、知った風な口をきいてんじゃあないぞオオオオ このちっぽけな小僧がああああああ |
17巻 256頁 | エンポリオ | |
エンポリオです…… エンポリオ。 ぼくの名前は…… ぼくの名前はエンポリオです。 |