56巻 20頁 | ブチャラティ | |
姿を隠すとは…どんな正体か知らんが、 大した「実力」ではないと判断するぜ。 |
56巻 22頁 | ブチャラティ | |
きさまにオレの心は永遠にわかるまいッ! |
56巻 45頁 | ディアボロ | |
誰だろうと、わたしの永遠の絶頂をおびやかす者は許さない。 決して、確実に消え去ってもらう。 |
56巻 48頁 | ディアボロ | |
ブチャラティ……おまえのトリッシュ護衛の任務は……これにて終了だな。 |
56巻 56頁 | ディアボロ | |
『キングクリムゾン』の能力の中では、この世の時間は消し飛び…… そして全ての人間は、この時間の中で動いた即席を覚えていないッ! 『空の雲は、ちぎれ飛んだ事に気づかず!』…… 『消えた炎は、消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』 『結果』だけだ!!この世には『結果』だけが残る!! |
56巻 60頁 | ディアボロ | |
未来という目の前に………… ポッカリ開いた「落とし穴」を見つけ!それに落ちる事がなければ、 人生は決して『沈む』事がない『絶頂』のままでいられる、わたしは!…… |
56巻 64頁 | ブチャラティ | |
トリッシュは…おれ自身の命令で護衛するッ!! |
56巻 85頁 | ブチャラティ | |
閉じろジッパ―――ッ!! |
56巻 111頁 | ブチャラティ | |
ボスは自らの手で、自分の娘を始末するために、 オレたちに彼女を『護衛』させた…… トリッシュには、血のつながるボスの「正体」がわかるからだ。 許す事ができなかった。 そんな事を見ぬふりをして、帰ってくる事はできなかった。 だから「裏切っ」た! |
56巻 113頁 | ブチャラティ | |
オレは「正しい」と思ったからやったんだ。後悔はない… こんな世界とはいえ、オレは自分の「信じられる道」を歩いていたい! |
56巻 115頁 | フーゴ | |
「情」に流され、血迷った事をするなんて…… あんたに恩はあるが、ついて行く事とは別だ… あんたは現実を見ていない…理想だけでこの世界を生き抜く者はいない。 この組織なくして、ぼくらは生きられないんだ…。 |
56巻 116頁 | アバッキオ | |
オレももともとよォ〜〜行く所や、居場所なんてどこにもなかった男だ… この国の社会からはじき出されてよォ――オレの落ちつける所は……… ブチャラティ、あんたといっしょの時だけだ……。 |
56巻 117頁 | ミスタ | |
ボスを倒したのならよォ――実力からいって……次の幹部はオレかな。 オレはブチャラティの正確は良く知ってるぜ。ヤツは頭がいい。 あんな事言ってるが、勝つみこみのない闘いはしない男だ。 絶対にばく大な「金」が手に入るんだ…… ボスの隠し財産とか知ってるにちがいない! そうなんだろ?ジョルノ! オメーもそれを狙ってんだろう? あとで教えろよ。ヒヒ。 |
56巻 119頁 | ナランチャ | |
「命令」してくれよ…。 「いっしょに来い!」って、命令してくれるのなら、 そうすりゃあ、勇気がわいてくる。 あんたの命令なら、何も怖くないんだ… |
56巻 119頁 | ブチャラティ | |
おまえが決めるんだ……自分の「歩く道」は……自分が決めるんだ…… だが、忠告はしよう。 「来るな」ナランチャ…おまえには向いてない。 |
56巻 121頁 | フーゴ | |
なぜだ…正気じゃあないぜッ!どういう物の考え方してるんだ!? つい、2日前出会ったばかりの、会話もろくすっぽした事のない 女なんかのために!無関係の女なんだぞッ! オレたちは、トリッシュがどんな音楽が好みなのかも知らないんだぞッ! |
56巻 122頁 | ナランチャ | |
トリッシュは……信じる人に見捨てられた………。 オレも昔……見捨てられた…… 父さんからも…信じていた友達からも……見捨てられた…… 同じだ……トリッシュと「オレ」は、なんか『似てる』……。 |
56巻 124頁 | ナランチャ | |
ブチャラティィィィィィィィィ、行くよッ!オレも行くッ!行くんだよォ――ッ!! オレに「来るな」と命令しないでくれ―――ッ! トリッシュはオレなんだッ!オレだ! トリッシュの腕のキズは、オレのキズだ!! |
56巻 133頁 | ミスタ&ナランチャ&アバッキオ | |
ミスタ 「菜食主義ってよォ〜〜〜……あるよな。 あれってよォ――ッ、チーズとかはさあ、食っちゃっていいわけ?」 アバッキオ 「ああ?そいつはダメだろーな。 牛乳関係とか、卵は牛とかニワトリのもんだからな。 クリームとか使ってるケーキも、きっとダメだろうよ。」 ミスタ 「へえええ〜〜〜!!ケーキもダメ〜〜〜? でも、その方が体の調子にいいのかなあ〜〜〜?」 ナランチャ 「じゃあさ!じゃあさ、やつら靴とかさ、ハンドバッグはどうしてんの? 革でできてるじゃんよォ。」 アバッキオ 「そりゃ当然、動物がカワイソーって菜食ならよォ、 スニーカーはいて、リュックとか背負ってんだろーがよ。」 ミスタ 「うっへェー、そりゃスッゲ気合入ってるわッ! ババアになっても、バスケの選手みてーなカッコするのかあ〜。 きっとレストラン入れてくんねーぞ。」 |
56巻 146頁 | トリッシュ | |
あたしはどうしても知りたい!自分が何者から生まれたのかをッ! それを知らずに殺されるなんて、まっぴらゴメンだわッ! |
56巻 182頁 | ナランチャ | |
ジョルノ! 2+2は5だッ! 3×3は8だッ! わかる?ジョルノ? オレの言いたい事、君ならわかるよな? サメは植物だ! 富士山は世界一高い山だ! オレは女だッ! ブルース・リーも女だッ! スタローンも女だ! ネコは空を飛んで、今日の天気は雨降りだッ! トマトの色は黒い! 雪も黒い! フェラーリの色も黒…もあるか! |
56巻 183頁 | ジョルノ&ナランチャ | |
ジョルノ 「ナランチャ……君、大丈夫ですか?」 ナランチャ 「うん、大丈夫。 ああああ、違う! 違う! 違う!!!」 |
56巻 187頁 | ナランチャ | |
水着はビキニなんだ! オレの下はスタンドだ! |
56巻 187頁 | ブチャラティ&ナランチャ | |
ブチャラティ 「ナランチャ、大丈夫か?おまえ。」 ナランチャ 「うん、大丈夫。 違う〜〜ッ。オレにはどうしたらいいのかわかんねェェェ。」 |
57巻 頁 | 荒木飛呂彦 | 作者コメント |
『自分に似た人』― 顔とか姿ではなくて、偉大な人物の伝記とか読んでると、 「おお、この人と同じだよ。オレはァァァ」 とか感激して、その気になって勇気がわいてきたりする。 C・ディオールという大戦後に活躍した偉大なF・D(ファッション・デザイナー) がいたんですけど、この人、デザインの仕事をしたあと、 庭とか花壇とかの土いじりをせずにはいられなかったらしい。 「自分と同じだよォ、土いじりは心が落ちつくんだよォォォォッ、 ネコのウンコは嫌いだよォォ」 そう思った。 |
57巻 98頁 | ナランチャ | |
ひるむ……!と、思うのか…… これしきの……これしきの事でよォォォオオオ。 オレたちはよォ……このヴェネツィアを…… 何事もなく…みんなで脱出するぜ。 それじゃあな…… |
57巻 100頁 | ナランチャ | |
ボラボラボラボラボラボラボラボラ ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな) |
57巻 111頁 | ブチャラティ | |
いいところで出会った……ああ……もし多忙でなければ…… ひとつ、ちょっとした質問に答えてくれるとありがたいんだが… 空港は広くてよくわからないんだ…… これから飛行機を盗みたいんだが、 それってどの辺に停まっているのかな? |
57巻 112頁 | ブチャラティ | |
ディ・モールト グラッツェ(どうもありがとう) |
57巻 122頁 | ミスタ | |
勝手な事を言わしてもらうが、この飛行機に近づく者は、 たとえ聖人だろうと、射殺させてもらうッ!! 聖人ならよォー、ここに来るはずはねーーし、 自分の幸福を願うならよォ―――、 飛行機に背中見せて、この滑走路から消えるんだ… |
58巻 14頁 | トリッシュ | |
あたしは…自分だけのためにサルディニアに向かってる… 自分だけの身の安全のために… そして自分の未来のため、父の「鍵」を知りたいと思っている… 「正しい」と信じる事のために行動している…… でも、あたしには…理解できないわ… |
58巻 33頁 | トリッシュ | |
あたしったら、自分で何をやってるのか、わかっているの!! |
58巻 57頁 | スパイス・ガール | |
重要ナノハ…………トリッシュ… 「ブローチ」ヲ「拾ッタ」 ソノ迷イヲ吹ッ切ッタ「固イ決断」デスッ! アナタハ強クナッテイル! 精神的ニモ!人間的ニモ強クナッテイルッ! ソシテッ! アナタハ、コノ世ノアラユル『物質ヲ柔ラカクスル』事ガデキル! 『柔ラカイ』トイウ事ハ、『ダイヤモンド』ヨリモ壊レナイッ!! |
58巻 68頁 | スパイス・ガール | |
テメェーッ、サッサトあの世へ行キヤガレェェェェ、コノクソガアアアァァ イツマデモコノ世ニヘバリ付イテンジャアネェェーーーッ、コラァァァーーッ |
58巻 69頁 | トリッシュ | |
そう……一味………違うのね………… |
58巻 87頁 | スパイス・ガール | |
ワアアアアアアアアアアアナ ビィーーーーーィーーーー WAAAAAAAANNA BEEEEEEEEEE |
58巻 89頁 | トリッシュ | |
良しッ!くそ野郎ッ!! |
58巻 97頁 | トリッシュ | |
アリーヴェ デルチ(さよならよ) |
58巻 101頁 | ディアボロ | |
消したつもりでも… 「過去」というものは、人間の真の平和をがんじがらめにする。 |
58巻 126頁 | 占い師 | |
美しい〜〜っ、なんて美しい手相なんだァ〜〜、こんな手は…はじめて見たァ〜 ン!?あれ?…なんだ?おかしいぞ……「寿命」のところがおかしいぞ… 急におかしくなった。この手、寿命が……ぜんぜんないッ! はっ!! なるほどうわははははははは、これはオレの手でしたァぁぁぁ いつの間にかぁぁぁー |
58巻 141頁 | ドッピオ | |
いつも寄ってくる……こんなアホが…… この世はアホだらけなのかァ〜〜〜ッ!! なんで見に寄って来るんだ……?見なくてもいいものをッ! 見なくてもいいものをみたものは!! この世に存在してはならねーんだぜッ! |
58巻 143頁 | ドッピオ | |
とうおるるるるるるるるるるるるるるる るるるん とおおるるるるるるるるるるる とぉるるる… ぶつッ!! もしもし、はいドッピオです。 |
58巻 180頁 | ドッピオ | |
信じられねぇぜ…こういうのを奇跡っていうんだな、めったにある事じゃねぇ… こんな海岸の岩かげに、偶然公衆電話があるなんて… |
58巻 181頁 | ディアボロ | |
ドッピオよ… おおドッピオ… わたしのかわいいドッピオ………… |
59巻 27頁 | ドッピオ | |
最近の機械は、小型軽量のわりには、頑丈に出来てたぜ。 |
59巻 109頁 | ディアボロ | |
やはり、生まれ故郷はいい…ついてる。 |
59巻 114頁 | 警官 | |
わたしは「結果」だけを求めてはいない。 「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ……… 近道をした時、真実を見失うかもしれない。 やる気もしだいに失せていく。 大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。 向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、 いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。 …………違うかい? |
59巻 115頁 | アバッキオ | |
以前、オレは…警官になりたいと思っていた… 子供のころから……ずっと、りっぱな警官に……なりたかったんだ…… かつてあんたのような「意志」をいだいていた事もあった…… でも、だめにしちまった……オレって人間はな…… くだらない男さ、なんだって途中で終わっちまう。 いつだって途中でだめになっちまう……。 |
59巻 117頁 | アバッキオ | |
あ………あんたは……!! そうだ!!あんたはッ!! あんたは、オレがワイロを受け取ったせいで、 撃たれて殉職した……………………!! |
59巻 117頁 | 警官 | |
アバッキオ……おまえは、りっぱにやったのだよ………… そう…………わたしが誇りに思うくらいりっぱにね………… |
59巻 122頁 | ナランチャ | |
ここにおいていくのかよオオオオ、ブチャラティ〜〜〜 アバッキオを、ひとりぼっちでおいてくのかよオオオオォーーーーー おいてくなんて、オレはヤダよオオオオオオオオオ |
59巻 129頁 | 警官 | |
アバッキオ、おまえはりっぱにやったのだ。 そして真実に『向かおうとする意志』は、あとの者たちが感じとってくれているさ。 大切なのは…そこなんだからな…… |
59巻 159頁 | ポルナレフ | |
「殺人ウィルス」というものは、生命を淘汰するッ! これは「ウィルス進化」という学説なのだが、 ほとんどの者は、そのウィルスに感染すると死に至るが…… 偶然に生き残る素質を持つ者もいる… そしてウィルスは、生き残った者に、 ご褒美のように「新しい生命能力」を与えるというのだ。 それはスデに証明されているね?君たち自身の体で… |
59巻 173頁 | ディアボロ | |
「チョコラータ」 現在34歳 元医者だ。 2年ほど前、ささいな治療ミスで患者を死なせ、 病院を解雇されたところを「組織」がひろったのだが、 「スタンド使い」になった後で、ヤツの本性が明らかになった…… チョコラータは、治療ミスで患者を死なせたのではない… ワザと殺していたのだ。 ヤツにミスがあるというのなら、それはバレてしまった事だ。 健康な人をワザと病気と判断し、手術を行っているのも、 明らかになったものだけで最低4件ある。 麻酔を弱くして、手術中患者が目覚めさせる事もやっていた。 なぜそんな事をしたのか? チョコラータが医者になったのは、病人を治療するためではなく、 人の「死」や「痛み」を観察できるからだ。 |
59巻 180頁 | ディアボロ | |
成績はトップクラス………… 14歳の時、ボランティアと称して、寝たきりの老人の介護を2年間手伝い、 市から表彰された事があるが、 しかし、その実は………… 老人たちに、得体の知れない薬を飲ましてみるは、 血圧に悪い食事を食べさせ続けるは、 『誰も見舞いに来ない』などの絶望的な言葉を耳元で毎日毎日言い続け、 自殺にまで追い込んでいる…… 自宅の本棚には、その時の老人の表情を 記録したビデオテープが25本並んでいた… 9人自殺させたところで、医者になる事をめざしたようだ。 |
59巻 195頁 | チョコラータ | |
いいかセッコ、最も気をつけなくちゃあいけないのはな… 『電池』切れだぜ…… あとで『録画』されてませんでしたってのが、最もムカつく! ちゃんとビデオ回ってるか? |
60巻 8頁 | ジョルノ | |
ある種のカビには「低い位置」に移動したいのに、 そういうカビは、まず昆虫体内にとりつき、 「バッタカビ」とか、「冬虫夏草」といった これはそれと同じだ…! |
60巻 12頁 | ミスタ | |
OK! ナランチャ!! それでいい…………そこの位置がいいッ! |
60巻 21頁 | チョコラータ | |
良ぉお〜〜〜〜〜〜〜しッ! よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし りっぱに撮れたぞ! セッコ。 |
60巻 22頁 | チョコラータ | |
人間は『好奇心』が刺激されるほど、精神のパワーがわいてくるものだ。 人は、どの生命よりも、好奇心が強いから進化したのだッ! 早く見たいッ! おれはこーゆーヤツらが死ぬところを早く見たいと思っていたのだッ! |
60巻 22頁 | チョコラータ | |
3個か!? 甘いの3個ほしいのか!? 3個…イヤしんぼめ!! |
60巻 45頁 | ブチャラティ | |
この2人組、相性が良すぎる! 今まで出会ったどのチームよりも! 小指が赤い糸で結ばれてるコンビか、チクショオ! |
60巻 83頁 | ブチャラティ | |
オレの「命」は… あの時、すでに終わっていたんだ。 |
60巻 107頁 | ブチャラティ | |
行け、ジョルノー 走るんだミスタ! |
60巻 112頁 | ブチャラティ&セッコ | |
セッコ 「さっきと同じ手は…二度とくわねえッ! よくもやってくれたよなぁぁぁぁぁ、うぶな事を…… …じゃなくて…やぼな事………は違う… うぐぐ……鯔な事でもなくて、鯖な事…」 ブチャラティ 「味な事か?」 セッコ 「知ってんだよオオォォッ!! 国語の教師か、うう…うう…うおお、おっ、おっ、オメーはよォォォォ。」 |
60巻 151頁 | チョコラータ | |
幸せには……『2つの場合』があると思うんだ。 ひとつは、絶望が…希望に変わった時…幸せだと感じる。 そして幸せだと感じる『2つ目』の状況は…!! 絶望したヤツを見おろす時だあああーーーッ!! |
60巻 165頁 | チョコラータ | |
やったッ!見せろッ!表情をッ! よおーく見せるんだッ! 絶望をわたしの方に向けながら、 |
60巻 167頁 | ジョルノ | |
ベネ(良し) |
60巻 167頁 | ジョルノ | |
ところで、おまえがぶちまいてた幸福論だが…… こうして今のおまえを見ても、幸せなんかぜんぜん感じないぜ。 おまえには、最初から勝っていたからな…… |
60巻 179頁 | ジョルノ&チョコラータ | |
チョコラータ 「さ、さっき、じ…じっとしてれば… な…にもしないって、い…言ったくせに……」 ジョルノ 「自分を知れ…そんなオイシイ話が…… あると思うのか? おまえの様な人間に。」 チョコラータ 「なんてひどい野…」 |
60巻 186頁 | チョコラータ | |
ヤッダーバァアァァァァアアアアア |
60巻 187頁 | ゴミ収集車 | |
『燃えるゴミは 月・水・金』 |
61巻 11頁 | チョコラータ&セッコ | |
チョコラータ 「角砂糖も食いたいだろ? 投げてやる…… ご褒美だ、何個食いたい? 2個か?」 セッコ 「ええ〜〜ッ! やああああだあああああ、 もォ〜〜ッと、もオオオオオオ、もォーッとォォォォ。」 チョコラータ 「うそだよ! 5個投げてやろう! 同時に5個、口でキャッチできるかな? 手使っちゃだめだぞ。」 セッコ 「うん!うん!うん!うん! うんうんうん! うんうんうんうんうんうんうんうん」 |
61巻 18頁 | セッコ | |
ふんッ! くそチョコラート。 悲しむ……と…思うか? あんたのこと……負けちまってよオオオオオオオ あんたは、頭もすごく良くて…角砂糖投げて遊んでくれるし、 預金もいっぱいある。 そんで、とても強い… って……思っていた。 だからあんたの言う事聞いていれば、安心と…思っていた… でも、弱いじゃあねえーかよォォォ、 負けちまったんじゃあよオオオオオオオオオオオ そんなカス、もう好きじゃなくなったよッ! ぜーんぜんねェェェェッ! |
61巻 27頁 | セッコ | |
ところで「コロッセオ」ってさあ、「殺っせよ」ォォ、って聞こえない? なあ〜? 国語の先生よォォォォォ。 |
61巻 154頁 | ディアボロ | |
これは「試練」だ。 過去に打ち勝てという「試練」と、オレは受けとった。 人の成長は…………未熟な過去に打ち勝つことだとな… え? おまえもそうだろう? J・P・ポルナレフ。 |
61巻 156頁 | ディアボロ | |
過去は…………バラバラにしてやっても、 石の下から…………ミミズのようにはい出てくる……。 |
61巻 158頁 | ポルナレフ | |
その階段に足をかけるんじゃあねぇーーーーッ! オレは上! きさまは下だ!! |
61巻 159頁 | ディアボロ | |
おまえが下だ! ポルナレフッ! |
62巻 71頁 | ナランチャ | |
オ…オレ…、故郷に帰ったら、学校行くよ… 頭悪いって、他のヤツにバカにされるのも、けっこういいかもな… アツアツのピッツァも食いてえ! ナラの木の薪で焼いた、故郷の本物のマルガリータだ! ボルチーニ茸ものっけてもらおう! |
62巻 77頁 | セックスピストルズ | |
脳しょうブチまけなあああがががが。 地面にブチまけてやるッ! チクショォォォォー、 ブチまけてやるーッ、ブチまけてやるッ! 脳汁ーッ、チクジョオーーーー、 蟻がタカレ! 蝿がタカレ、チクショォォーーッ。 |
62巻 121頁 | ジョルノ | |
君は……ここに…おいて行く…… もう誰も君を……これ以上、傷つけたりはしないように…………決して…… だが君を、必ず故郷に連れて帰る。 |
62巻 126頁 | ドッピオ | |
さびしいよォォォォ…………ボス。 いつものように、電話ください…………待ってます…… 電 話 |
62巻 225頁 | ディアボロ | |
『光』は、おのれの精神の背後だあーーーーッ |
63巻 19頁 | トリッシュ | |
あたしも…………乗り越えるわ………… あんたから受け継いだ…「運命」に、ビクついて逃げたりもしない…!! それが邪魔なら……なおさら登り切ってやる。 |
63巻 37頁 | ブチャラティ | |
予測できるのは…………ボス、 「矢」や「弾丸」の動きだけか? オレが何をするかは、予測できなかったな…… |
63巻 39頁 | ディアボロ | |
オレをよく見ろッ! ふさわしいのは誰か!? もう一度、よく考えろ! この世で「矢」を持つにふさわしい王は誰か!? ブチャラティ、「矢」を支配するには、貧弱な者ではつとまらないッ!! |
63巻 42頁 | ブチャラティ | |
ジョルノ……オレは…生き返ったんだ。 故郷…ネアポリスで、おまえと出会った時… 組織を裏切った時…にな…。 ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は。 生き返ったんだ……おまえのおかげでな………… 幸福というのは、こういうことだ………… これでいい、気にするな………… みんなによろしくと言っておいてくれ… |
63巻 43頁 | ディアボロ | |
よくも!! こんなーッ! …とるにたらない…小娘のために…………!! この便器に吐き出されたタンカスどもが!! この私に対して…………!! |
63巻 47頁 | ブチャラティ | |
気にするな、ジョルノ………… そうなるべきだったところに…戻るだけなんだ。 元に戻るだけ………… |
63巻 49頁 | ディアボロ | |
誰が言った言葉…………だったか………… 『我々はみな、運命に選ばれた兵士』… この世の運命は、我が『キング・クリムゾン』を、 無敵の頂点に選んだはずなのだ……… オレは『兵士』ではない。 |
63巻 78頁 | ジョルノ | |
生き残るのは…………この世の「真実」だけだ…… 決して滅びはしない………… ブチャラティは死んだ……アバッキオも…ナランチャも… しかし、彼らの行動や、意志は滅んでいない………… 彼らがこの「矢」をぼくに手渡してくれたんだ。 そしておまえの行動が、真実から出たものなのか………… それとも、うわっ面だけの邪悪から出たものなのか? それはこれからわかる。 あんたは、はたして滅びずにいられるかな? ボス…… |
63巻 81頁 | ディアボロ | |
ジョルノ・ジョバァーナ、 おまえには、死んだことを後悔する時間をも…与えんッ!! |
63巻 102頁 | ゴールド・E・レクイエム | |
実際ニ起コル『真実』に到達スルコトハ、決シテナイ! ワタシの前ニ立ツ者ハ、ドンナ能力ヲ持トート、絶対ニ!行クコトハナイ。 コレガ、『ゴールド・E・レクイエム』 |
63巻 107頁 | ゴールド・E・レクイエム | |
オマエは…………ドコへも……向カウコトハナイ………… 特ニ…「真実」ニ到達スルコトハ…………決シテ!…… |
63巻 124頁 | ジョルノ | |
ヤツはもう、どこへも向かうことはない。 特にヤツが「真実」に到達することは、決して…… 「死ぬ」という真実にさえ、到達することは決して…『無限に』 終わりのないのが『終わり』 それが『ゴールド・E・レクイエム』 |
63巻 125頁 | ディアボロ | |
オ、オレは、何回死ぬんだ!? 次はど……どこから……い…いつ「襲って」くるんだ!? オレは! オレはッ! オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーーッ |
63巻 131頁 | ブチャラティ | |
ジョルノ…それでいい……気にするな…… オレたちがここまで到達したことが……完全なる勝利なのだ。 これでいいんだ、全ては… 運命とは『眠れる奴隷』だ…… オレたちはそれを解き放つことができた…… それが勝利なんだ…… |
63巻 133頁 | ミスタ | |
人間の肉ってよォー、もし食ったら「うまいのか」? それとも「まずいのか」? 食べることを深ーく考えるってことはよォーーー、 『幸せに生活してるか?』どーかにつながるからよー、 とっても大切なことだと思うわけよ。 ……でな!! 肉を食って生きてる動物いるよな? ライオンとかネコとかハゲタカとかよォ〜〜〜〜ッ、 そーいった肉食動物に肉ってのは、レストランには出ねーー、 なぜか? 臭くって、とても食えたもんじゃあねーからだ!! まずいんだよ! いい? みんな? ネコはまずくって食えねー。 ここまでいい? 一方でよ、『鮎』って魚知ってる? 鮎は虫は食わねえ…………藻しか食べない草食魚なんだ。 魚はフツー、腹ワタはにがくてまずいもんだが、 鮎は腹ワタまでおいしく食える……。 肉食じゃあないからだ。 こー考えるとだなあー、オレたちがうまいって言ってる肉は、 全て草食動物の肉んなんだよ。 牛・豚・鳥ィィーッ。 いい草の餌ほど、うまい肉になる。 つまり結論ッ! 『人間』は肉食ってるからまずいんだ。 |
63巻 137頁 | ブチャラティ | |
あなたは「税金」を払っていますか? 税金をキチッと支払っているのなら、 警察や法を執行する場所へ行って話しをするべきだ。 あなたがわたしへ話しを始めたとたん、 あなたは自分が想像している以上の「借り」を組織に作ることになる。 |
63巻 177頁 | スコリッピ | |
歴史の頂点に輝くかの「ミケランジェロ」が言った言葉がある… 『わたしは大理石を彫刻する時…着想を持たない。 「石」自体が、すでに彫るべき形の限界を定めているからだ…… わたしの手は、その形を石の中から取り出してやるだけなのだ』 …………と。 ミケランジェロは、「究極の形」は、考えてから彫るのではなく、 すでに石の中に運命として「内在している」と言っているのだ。 彼は彫りながら運命を見ることができた芸術家なんだ。 われわれはみんな「運命の奴隷」なんだよ。 それがぼくの能力――「ローリングストーンズ」の意味なんだ。 |
63巻 218頁 | スコリッピ | |
彼らがこれから歩む『苦難の道』には、何か意味があるのかもしれない…… 彼らの苦難が……どこかの誰かに希望として伝わって行くような、 何か大いなる意味となる始まりなのかもしれない… 無事を祈ってはやれないが、彼らが『眠れる奴隷』であることを祈ろう…… 目醒めることで…何か意味のあることを切り開いて行く、 『眠れる奴隷』であることを… |
63巻 225頁 | ジョルノ | |
去ってしまった者たちから受け継いだものは、 さらに『先』に進めなくてはならない!! |
63巻 225頁 | ポルナレフ | |
それでいい……ジョルノ。 それが生き残った者の役目だ…… |