|| ジョジョの奇妙なプリピュア ||

   




《 第9話 》

サッカーヴォレイ

(ジョジョ7巻&リピュア2話B)




《 衛 》

ぼく……なんか焦っちゃってさ…
やめておけばよかったのに、あわてて無理な
スライディングをしちゃったんだよね…。
あっと思ったときには、もう遅くって…

気が付いた時には、保健室に寝かされていた。
そうしたら、ベッドを囲んでいるカーテンの向こうに
人影が見えたんだ。

みんなにゴメンって謝ろうとした時…

『あれぐらいで気を失っちゃうなんて、あいつも女の子なんだな。
もうちょっと女の子らしくしてれば、結構かわいいのにさ。』

……って、みんなのひそひそ話が聞こえてきたんだ…。



《 衛 》

ちくしょう!
ぼくがあの男子にでかい面させているのは、
ぼくにサッカーのような球技ができないからだッ!!
できるようにしなくっちゃあなッ。

でも、努力するのは嫌いでめんどっチィーし!
なんか楽シテ身につく方法は
ねーもんかなあ〜〜〜〜



《 兄 》

おれ、こういう、いーかげんなヤツ嫌いだ…







《 第10話 》


ウール100%

(ジョジョ14巻&リピュア4話A)




《 花穂 》

ところで千影ちゃんはどんなパジャマで寝てるの?

《 千影 》

フッ……

学生服……

《 花穂 》

はぁ〜〜〜……



《 千影 》

私は学生であって……
ガクセーは……ガクセーらしくだよ。
というリユーはこじつけか…。



《 花穂 》

そう…だったんだ……。






《 第11話 》

ヨーヨーマッが来る!

(ストーンオーシャン10巻&リピュア4話B)




《カエル》

えーと…えーと…なにするんだっけな?
そうだ!わたしは自動追跡!

わたしへの指令は、空条徐倫を始末し…
「緑色の子供」を持ち帰ること…
こんなことをしてる場合じゃあない!



《 カエル 》

でも思わず鳥にビビッちまうぅぅーーーーーーッ
隠れろ!隠れろッ!

あれ……?
えーと、えーと、何だっけ、追跡して…



《 カエル 》

うひょおぉーーーッ、超カワイイーーーッ
追っかけろー、追っかけろーッ。
ナ…ナ!ナイスボディだァァ

のっかりてェーー、のっかりてェーーーッ

えーと、えーと……な、なんだっけ?






《 第12話 》

ストーン

(ストーンオーシャン13巻&リピュア5話B)





《 花穂 》

花穂ね、あんまりビックリすると、
『ひっ!』って、息が止まりそうになるの…。



《 花穂 》

診断では、体のどこにも異常はないといつもいわれるの。
最初は10の頃で…テストの時だったの。

両方のまぶたがストーンと急に、
花穂の意志に関係なく落ちて来てくるの。


息苦しくなって、周囲の人たちの『カワイソー』とか、
『知らんぷりして近づかないでおこう』って態度が、
ますます花穂を汗だくにするの!



《 花穂 》

どうしようッ!手の汗をふかなきゃ。
汗をふきたいよぉ!ビショビショだぁ…

ストレスが重なると、いつもこうなの。
こんな花穂に何が出来るっていうの!?



《 花穂 》

い…息苦しいッ!汗をふきたいッ!
タオルはどこッ!?死ぬかもしれないッ!

まぶたがッ!どんどんおりてくるのッ!
見えないッ!



《 兄 》

いつも誰かに言われていたか?
単なるパニック障害だ、おちつけ花穂」と。
自分たちの「血統」の事を考えろ!

《 花穂 》

はぁーー、はぁーー、はぁーー、はぁーー、
あ……汗がひいて来た。






   

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